テレアポは営業活動における成果を分ける大きな分岐点の一つです。
この部分をいかに効率的に、効果的に行うかで企業における営業利益には大きな差が出てきます。
この記事ではそんなテレアポを代行する魅力からおすすめの代行会社を紹介します。
テレアポをプロに代行して御社の営業活動をより活発的にしてみませんか?
<目次>
- テレアポ代行会社の特徴・魅力とは?
- テレアポ代行会社を利用する時の料金体系・予算は?
- テレアポ代行会社の選び方・ポイントとは?
- 【最新版】本当に依頼したいテレアポ代行会社6選!
- テレアポ代行会社を活用する時の注意点は?
- テレアポ代行を成功させるためのコツは?
- テレアポ代行で業務をよりスムーズにしよう!
テレアポ代行会社の特徴・魅力とは?
商談のためのアポイントメント業務を格安で任せられる
どれだけ素晴らしい商材を考案したとしても、実際に企業・消費者に宣伝するためには、商談や営業につなげるためのアポイントメントを獲得することが大切です。
しかし、起業して間もない、または多彩な業務で手一杯な状態の会社の場合「テレアポ業務にまで手が回らない」という場合も少なくありません。
テレアポ代行会社は、自社の素晴らしい商材を宣伝・営業するために必要なテレアポ業務を、格安の費用で依頼できます。そのため、社員はアポイントメント獲得後の商談や営業に集中でき、社内における分業体制を確立しやすくなるという点が魅力です。
早いレスポンスでチャンスを逃さない
多くのテレアポ代行会社は、テレアポの技術や経験が豊富なスタッフが揃っていることから、より自社のニーズやターゲットとなる企業・業者からのアクションに素早くレスポンスできると言えます。
そのため「他の業務で手一杯になってしまい、せっかくの商談のチャンスを逃してしまった」という機会損失が起こりにくい点が魅力です。
費用を削減できる
自社で全てのテレアポ業務を運営する場合、コールスタッフの雇用や教育に関する人件費に加え、電話回線やパソコンの設備費などといった様々なコストが発生します。
また、起業して間もない会社の場合、コールセンターをゼロから構築することになるため、実際に稼働できるようになるまでさらに時間・費用がかかる場合も少なくありません。会社の規模やスタイルによって異なりますが、実際の費用は初期費用だけで数百万~一千万程度かかるとされています。
しかし、テレアポ代行会社に依頼した場合、代行会社で教育されたスタッフが社内の機材を使って対応してくれるため、初期費用が安く抑えられます。
テレアポ代行会社を利用する時の料金体系・予算は?
1件ごとに料金が発生する「成果報酬型」
「成果報酬型」は、アポイントメントを1件獲得するごとに料金が発生する料金体系です。アポイントメントが獲得できていない場合には料金が発生しないため、無駄なコスト・リスクを削減したい場合にはぴったりです。
また同じ成果報酬型のなかでも「一部成果報酬型」と呼ばれるスタイルを採用している代行会社も少なくありません。一部成果報酬型は言葉の通り、アポイントメント獲得に関する業務の一部のみが成果報酬型になっているものを意味しています。
また代行会社のサービス内容によっては、実際のスクリプトを作成したり、獲得後の商談・営業に必要な情報のヒアリング内容の相談ができるなどといった、テレアポ以外の業務も提供している点が魅力です。
予算・料金の相場については、業界や業種によって多少変動しますが、10,000~50,000円が平均単価となっています。
成果の有無に関わらず料金が発生する「月額固定型」
「月額固定型」は、アポイントメントの獲得数・コール件数に関わらず、一定の費用が発生する料金体系です。テレアポ業務だけでなく、データ分析やレポート作成などといった、獲得後の商談・営業をスムーズに進めるために便利なサービスも含まれている場合もあります。
専任のアドバイザー・ディレクターが担当してくれることも多く、PDCAサイクルを素早く回せるため、より質の高いアポイントメント業務につながりやすい点が魅力です。
予算・料金の相場については、初期費用で15,000~50,000円が平均単価となっています。
1回のコールに料金が発生する「コール課金型」
「コール課金型」は、アポインターのコール数に応じて課金される料金体系です。
専門的なテレアポ業務というより、簡単な電話代行を依頼することが多いスタイルであり、起業して間もない会社や個人事業主にぴったりです。
予算・料金の相場については、コール1件あたり100~200円が平均であり、初期費用は月額固定型と同様15,000~50,000円程度とされています。
テレアポ代行会社の選び方・ポイントとは?
各代行会社が得意とする業種・分野で選ぶ
一見どれも同じように見えるテレアポ代行会社ですが、実は会社によって得意・不得意とする分野が異なっていることも少なくありません。例えば、IT企業へのアプローチを専門としているものや、BtoB・BtoCなどといった特定のアプローチの流れを得意としている代行会社などが存在します。
そのため、自社の業界・業界を得意とするテレアポ代行業者に外注することで、より顧客のニーズに合わせた質の高いテレアポで、スムーズに商談・営業へ繋げられます。
また、初めて契約する代行会社であっても、得意とする業種・分野であれば、自社の商材のセールスポイントやアポイントメント獲得のためのアプローチ方法を素早く理解してもらいやすい傾向にあります。
代行実績・評判を比較して選ぶ
初めてアポイント代行を依頼する場合、各会社のこれまでの実績・評判をあらかじめ確認してから選ぶことが大切です。実績は、実際のアポインターの質やスキルの高さをチェックするのにぴったりな情報源です。
また、過去に同業他社との契約実績がある代行会社の場合、自社が扱う商材に対して素早く理解してもらえる可能性が高く、ミスマッチの回避に繋がります。
テレアポ代行会社の実績は多くの場合、各会社・業者のサイトなどに「実績」や「実例」としてまとめて掲載されています。なかには契約した会社名やアポイントメント獲得数・商談成功数なども紹介されていることも少なくありません。
代行担当者のクオリティチェックができる会社から選ぶ
自社のニーズや方向性によりマッチする代行会社を選ぶためには、アポインターをはじめとしたスタッフのスキル・質が確認できるかどうかをチェックすることが大切です。
自社が求めるスキル・質に合っていないスタッフが担当している場合、思ったようにアポイントメントの獲得数が上がらない場合もあります。
テレアポ代行会社のなかには、実際の電話対応の内容・やり取りをまとめたレポートやスクリプトを作成してくれる所も存在します。
レポートやスクリプト・音声などの情報は、アポインターのスキルを確認するときに大変便利です。そのため、契約前にどのようにクオリティチェックができるかを確認しておくとともに、サンプルや実際のレポート内容を確認しながら、適度にスタッフの質をチェックしましょう。
【最新版】本当に依頼したいテレアポ代行会社6選!
①株式会社バーチャルテック(https://virtual-tech.jp/service/)
株式会社バーチャルテックは、BtoBマーケティングに特化した法人向けの営業代行会社です。テレアポ代行だけでなく、リード(=見込み客)の獲得から契約・営業規格・HP制作なども行っており、実績のある優秀な人材が揃っています。
クライアントへのアプローチから営業まで、営業課題の解決に役立つ代行サービスを提供していることから、起業して間もない会社のように「見込み客の選別・リスト作成まで手が回らない」という場合におすすめです。
料金体系 | 固定報酬型 |
代行内容 | 営業企画、テレアポ、商談、HP・営業ツール制作、イベント事業 |
得意分野 | BtoBマーケティング |
②株式会社エグゼクティブ
(https://www.executive.jp/a_services.php)
株式会社エグゼクティブは、法人向けの新規営業に特化した代行会社です。営業戦略部隊・営業ツール作成部隊などといった、営業活動の様々な分野を専門に行う部隊が用意されているため、営業課題に合わせて柔軟なサービスを提供しています。
テレアポ代行については「CCリサーチ」という専用サービスが用意されており、新規ターゲットリストや名刺リスト、関連子会社などを調査し、アポイントを獲得してもらえます。「狙った企業にとことんアプローチしたい」という場合におすすめです。
料金体系 | 成果報酬型 |
代行内容 | テレアポ、営業戦略の立案、HP・営業ツール制作、商談後のフォロー |
得意分野 | コンサルティング、システム開発、広告・WEB・映像制作 |
③アップセルテクノロジィーズ株式会社
(https://upselltech-group.co.jp/)
アップルセルテクノロジィーズ株式会社は、BtoB・BtoCでのテレアポ代行や営業支援に特化した代行会社です。新規アポイントメント獲得だけでなく、休眠顧客の掘り起こし・解約抑止などにも対応しています。
月間500万件以上もの通話・音声データをAIで解析することで、個人に依存しないトークスクリプト・アポイントメント獲得までの流れを生成できます。アウトバウンド・インバウンドの両方に対応しており、海外へのアプローチも可能です。
料金体系 | コール課金型 |
代行内容 | 電話応対・テレアポ・営業・コールセンター |
得意分野 | BtoB・BtoCマーケティング、海外マーケティング |
④アズ株式会社
(https://asz-park.com/)
アズ株式会社は、これから新規事業を立ち上げたいという会社にも人気の代行会社です。新規のアポイントメント獲得はもちろん、既存顧客へのフォロー・旧民顧客の掘り起しなどにも対応しています。
オンライン商談にも対応しており、テレマーケティング情報や顧客リスト情報・セールストークなどの活動記録の提出はもちろん、活動結果に基づいて今後のセールストークやターゲットの分析や再選定・設計を行ってくれます。
料金体系 | 成果報酬型・一部成果報酬型・固定報酬型などを選択可能 |
代行内容 | 営業・テレマーケティング・新卒営業の研修 |
得意分野 | BtoBマーケティング、新規事業の立ち上げ、人材育成 |
⑤株式会社グローバルステージ
(https://www.global-stage.net/service/marketing.html)
株式会社グローバルステージは、起業して間もない会社にぴったりな、新規事業のサポートを得意とする代行会社です。20種類以上の業種・業態のサポートをしてきた実績に基づいて、テレアポ代行だけでなく、収支計画の作成から営業KPIの設定・マーケティング調査などといった多彩な営業支援を行っています。
テレアポ代行については、300時間の営業トレーニングを積んだプロの営業パーソンが対応してくれるうえ、見込み顧客・既存顧客へのフォローやテレマーケティング活動などのサポートも可能です。
料金体系 | 固定報酬型 |
代行内容 | 新規事業開発支援、営業、テレアポ、人材採用 |
得意分野 | BtoBマーケティング |
⑥株式会社イクイップ(ビズコール)
(https://www.xn--cckud4cucw96tr81e.jp/)
株式会社イクイップは、BtoBマーケティングだけでなく、個人向けマーケティングにも対応した代行会社です。テレアポ代行業界初の「アポイント保障制度」を導入していることから、初めてテレアポ代行サービスを導入する会社・企業にもおすすめです。
全顧客リストをスクリーニングするとともに、アポイントメントの取得に関わらず、ターゲットの反応をレポートとして記載してもらえるため、今後の営業戦略の改善にも役立ちます。
料金体系 | コール課金型 |
代行内容 | テレアポ、顧客リスト作成、販促ツール作成、メール配信、訪問営業 |
得意分野 | BtoB・個人向けマーケティング、ツール |
テレアポ代行会社を活用する時の注意点は?
外注先の料金体系によっては費用が割高になることがある
テレアポ代行会社を活用する時に、必ずチェックすべき情報は「費用」です。先述したように、外注する企業によって様々な料金体系が存在しており、体系によって違ったメリット・魅力があります。しかし使い方によっては、かえって費用が割高になってしまう場合もあるため、注意が必要です。
例えば、月額固定型を採用している代行会社と契約した場合、アポイントメントが獲得できない場合・コール件数が少ない場合であっても同じだけの金額が発生するため、初めて代行を依頼する場合にはおすすめできません。
また、成果報酬型の場合であっても「電話口だけで完結する成果対象」をあらかじめはっきりさせておかないと、電話口での内容と実際にアポイントメントを獲得した後の内容に、違いが出てしまい余計なコストが出てしまう場合もあります。
そのため、契約の際はあらかじめ基本的な料金体系はもちろん「どのような条件で追加料金が発生するのか」を確認しておきましょう。
アポインターの報告体制によっては試行錯誤が難しい場合もある
テレアポ代行会社のなかには、実際のアポイント代行のアプローチ方法を逐次報告してくれることも少なくありません。スクリプトの内容や実際の通話音声・アプローチ手順の記録などといった、様々な形態で報告されます。
しかし、代行会社から渡されたレポートの内容が簡潔すぎるものであったり、自社が今後の営業に繋げる際に知っておきたいアプローチ方法が、報告内容に含まれていなかったりする場合は注意が必要です。
トーク・スクリプトの内容の改善点が見つけにくくなってしまい「代行しているのにアポイントメント獲得になかなか繋がらない」というトラブルも起こりやすくなります。
そのため、あらかじめ契約する代行会社がどのような報告体制であるのか・報告してくれる内容や項目に必要なものが入っているかなどをチェックしておくことが大切です。
テレアポ代行を成功させるためのコツは?
①アプローチしたい企業・商材のリストは自社で作成すること
テレアポ代行会社を初めて利用する会社・企業のなかには「全てのテレアポ業務を代行会社に任せよう」という考え方をしていることも多いのではないでしょうか。
確かにテレアポ代行会社のなかには、安い費用で自社の商材や顧客リストの作成から、アポイントメントの獲得までの全てを代行してくれることも多くあります。しかし、契約して間もない場合、テレアポ代行会社側は自社の商材・顧客に対する理解が足りていない場合も少なくありません。
テレアポ代行会社が実際にアプローチをかけていても、自社が本当にアプローチしたい企業のアポイントメントが取れていなかったり、過去にアプローチしたことがある会社に架電してしまい、かえって企業側からのクレームに繋がってしまったりする可能性があります。
そのため、業務開始時点では、アポイントメント獲得の基盤となる「リスト」を自社であらかじめ作成しておくことが、自社のニーズに合ったテレアポ代行を成功させるコツの1つです。
②ヒアリング項目をあらかじめまとめておくこと
テレアポ代行会社を活用して、アポイントメントを獲得する場合、商談をよりスムーズに進めるために、あらかじめ「ヒアリング項目」を自社側がまとめておくことも大切です。ヒアリング項目によって実際の商談を進める際、クライアントのニーズに合ったアプローチの方法を組み立てることができます。
一般的なアンケートのように、YES・NOで答えられるようなシンプルなものを設定しておきましょう。また、顧客数や売り上げなどといった、クライアント側が電話では答えにくい内容は、回答してくれないことがほとんどであるため、設定する必要はありません。
設定するヒアリング項目の数にも注意が必要です。多すぎるとクライアントに多く時間を割いてもらうことになってしまい、アポイントメントに繋がりにくくなります。そのため、1回のヒアリングでは2~3つほどの質問で留めておきましょう。
設定するヒアリング項目の数が多い場合、テレアポ代行会社によっては追加費用がかかる場合もありますので、契約する代行会社と相談しながら、数や内容を設定していくことをおすすめします。
③レポートを参考にしながら試行錯誤すること
たとえプロのスタッフが揃っているテレアポ代行会社であっても、契約してからすぐにたくさんのアポイントメントが取れるわけではありません。
特に初めて契約する会社の場合、自社の商材やターゲットとなる企業・業者へのアプローチ方法を理解し、どのように戦略を立てるべきかを確立するまでに時間がかかることもあります。
そのため、テレアポ代行を成功させるためには、アポインターが提出するレポートや実際の通話音声を参考にしながら、コール時間の変更やトークの見直しを一緒にしていくことが大切です。
レポートの見直しを何度も繰り返し、その後のトーク内容・質の向上に繋げていくという、PDCAサイクルを構築することで、より営業に繋がるアポイントメントの獲得につながっていきます。
テレアポ代行で業務をよりスムーズにしよう!
テレアポ・営業を成功させるにあたって、テレアポ代行会社と依頼する企業・業者はパートナーともいえる存在。そのため、様々なテレアポ代行会社の特徴と、自社のターゲット・ニーズを比較しながら選ぶことが大切です。
株式会社バーチャルテックでは、膨大な時間とコストがかかる商談・営業をサポートする様々なサービスを展開しています。
これからテレアポ代行会社を活用しようとしている企業・業者の方は、ぜひ今回ご紹介した内容を参考にしながら、より業務の効率化をはかってみましょう。